こんにちは、SORATOMOメンバーのかみがさです。
今回のひとりごとでは、今一緒に活動している仲間たちについてお話ししたいと思います。
SORATOMOの最大の特徴は、全員が赤ちゃんとお別れした当事者であるということです。
逆に言えば、それ以外の共通点はありません。
年齢や、職業、住んでいる場所も日本各地に散らばっており、普段はオンラインでコミュニケーションをとりながら活動しています。
お別れの仕方もみんなもちろん違います。
初期の流産から後期流産、死産、新生児死まで様々なお別れを体験したメンバーがおり、時期や病名もバラバラ。
初めて知ることも沢山もあり、週数の違いによって想像できていなかった事実がありました。
例えば母体の安全のために妊娠継続を医師から止められたり、その選択を自分でしなければいけなかったママや、お腹の中で赤ちゃんに異常が見つかり、何ヶ月もその不安と闘ったママもいました。赤ちゃんだけでなく、ママ自身も生死を彷徨った経験を持つメンバーも。
私は臨月での死産を経験していますが、それ以外のお別れについては無知でした。
自分が一番辛かった、くらいの気持ちでいましたが、話を聞いていくうちに同じ悲しみを経験した人は確かにいるのだなと思いました。
同じ赤ちゃんとお別れするという経験をしているからこそ、その痛みをメンバーと共有することができ、理解し合える瞬間も沢山あります。
活動することによって、私たちの心も少しずつですが癒されているのを感じています。
そしてその時何が欲しかったか、ということを私たちは常に考えて活動しています。
赤ちゃんとお別れに直面した時、欲しかった情報は何か、何を知ることができたら後悔しなかったのか、少しでも不安を解消できたのか。
話を聞いて欲しかった?どんなケアが欲しかった?
まだまだ模索している途中ですが、私たちの持つ辛かったこの経験が何かの役に立つことがあれば嬉しく思います。
もしSORATOMOの活動に興味を持たれた方がいましたら、時々メンバー募集もしておりますのでその際にご連絡いただけると嬉しいです。
当サイトの記事もぜひ読んでみてくださいね。

SORATOMO編集部
赤ちゃんとのお別れの「その時」から「これから、ずっと」共に生きるをテーマにしたWEBメディア「SORATOMO」を運営する編集部。流産・死産・新生児死・乳児死などで赤ちゃんとお別れをしたママと周囲の方へ向けた、生きていくヒントとなる情報をお届けします。