妊娠・出産は無事に生まれる命だけではありません
二度とこの手に抱くことはなくても
大切な我が子
成長した姿を見ることは叶わないけれど
一生忘れることはない小さな命
我が子とのお別れを経験したからこそ
情報や支援が少ないことを理解している
社会全体で、解決しなければならない課題がある
私たちは
赤ちゃんを亡くした当事者として
社会課題解決のために
取り組んでいます
赤ちゃんを亡くした女性の現状
妊娠出産を希望する女性がどれくらい『赤ちゃんとのお別れ』を経験するか、知っていますか？
流産は妊娠した女性の3人に1人、死産は年間2万人と言われていて、決して少なくない確率です
また、新生児期や乳児期にお別れを迎えるケースも少なからずあります
そして、今この瞬間も、お別れを経験する母親がいます
愛しい我が子との別れには、想像を絶する深い悲しみや苦しみがあるのです
生きている赤ちゃんの子育ては教えてもらえるのに、亡くなった赤ちゃんの法的手続きや葬礼の準備は、誰も教えてくれません
子育ての話をすることはあっても、亡くなった赤ちゃんの話をすることはありません
妊婦や家族連れを見ると、「私もそうなるはずだったのに」と胸が苦しくなることも
何気なく過ごす日常が、赤ちゃんを亡くした母親にとっては、辛く悲しい日常になってしまうのです
圧倒的に足りない支援
『妊娠出産子育て』の情報や支援が、国をあげて盛んになっている一方で、『赤ちゃんとのお別れ』を経験した女性に対する適切な支援は、なかなか進んでいません
当事者や周囲が適切な情報を得られる手段はほとんどなく、行政や医療機関からの支援や情報提供でさえ少ない状況で、必要な心身のケアや対処・対応等の情報を得ることがとても困難なのです
さらに、日本では文化的に赤ちゃんの死をタブー視する風潮があり、当事者への支援の必要性や理解が広まらず、周囲の心ない言動により二次被害を受けることもあります
このような状況から、お別れ後に妊娠を望むことが怖くなってしまったり、心身を病んでしまう当事者や家族もいますが、
社会の理解と適切な情報や支援があれば、防ぐことができるのです
どんなに悲しくても、どんなに辛くても、人生は続くから――
赤ちゃんを望む誰もが生きやすい社会の実現に向けて、活動を続けます
私たちの取り組み
- 流産・死産・人工流産・新生児死・乳児死等で赤ちゃんとお別れをした当事者や家族、周囲の方への情報提供や支援
- Webメディア「SORATOMO」の運営
- ウェブサイト、新聞、SNS等の各種メディアを利用した広告及び情報発信
- 各種セミナー、勉強会、イベント、ワークショップの企画及び運営
- 公的機関・医療機関等へのペリネイタル・ロスに関する各種働きかけ、政策協力
Mission
流産・死産・新生児死・乳児死などを経験した全ての女性が周囲から孤立することなく
自分らしい人生を生きることができる社会の実現に向けて
啓蒙啓発・支援・提言活動を行う
Vision
当事者女性の人生を取り巻く「人・組織・社会」を巻き込み
共創する社会を実現すること
名称
一般社団法人SORATOTOMONI（ソラトトモニ）
所在地
東京都港区南青山2丁目2番15号
法人番号
5010405022550
代表理事
石堂 雅子
設立
2023年9月
事業内容
- インターネットメディアの構築及び運営
- Webメディア「SORATOMO」
- ウェブサイト、新聞、SNS等の各種メディアを利用した広告及び情報発信
- 各種セミナー、勉強会、イベント、ワークショップの企画及び迎営
- 公的機関・医療機関等へのペリネイタル・ロスに関する各種働きかけ、政策協力
組織
理事5名（2023年10月現在）